電子ブックアジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン無料ダウンロード
アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン
高野 秀行 / 本
電子ブックアジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン無料ダウンロード - 高野 秀行によるアジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタンは講談社 (2009/9/2)によって公開されました。 これには264ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、15人の読者から3.6の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタンの詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル
アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン
作者
高野 秀行
ISBN-10
4062156733
発売日
2009/9/2
カテゴリー
本
ファイルサイズ
26.01 (現在のサーバー速度は26.91 Mbpsです
電子ブックアジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン無料ダウンロード - 内容紹介 アフガニスタンでは、タリバンの根城を横目に通り過ぎ、米兵から銃をむけれてもひるまず、敢然とUMA「ペシャクパラング」探しに奔走。ベトナムでは先輩作家・船戸与一の希少な手がかりをもとに、ジャングルにすむ少数民族の伝説上の動物「フイハイ」の目撃現場を取材。奄美ではいまなお信じられる「ケンモン」の正体に迫る。相棒カメラマンの森清と、無謀(にもみえるが実は用意周到?)な取材をくりひろげ、展開される、面白さ爆発のエンタメ・ノンフィクション!<本文抜粋> 完全にカブールの郊外も抜けると、荒野が大地を支配し、家はまばらになる。北に進む車の真正面には、頂付近と谷筋に雪を残した巨大な山塊が立ちふさがるように現れた。ここから何百キロも先にある4000~5000メートル級の山々だ。 すでに外務省指定「危険度4=退避勧告」の地域に入っているが、何も起こる気配はない。物資を運ぶトラックが行き来し、道路沿いには農作物や民芸品を売る店などもある。カブールを東京に喩えれば、千葉や山梨の国道沿いみたいな長閑な雰囲気が漂っている。 カブールから50キロほど離れると、ブドウ畑が広がる。こんなに乾燥して直射日光も豊富だからさぞかし品質のいいブドウがとれるだろう。しかし、せっかくブドウを作ってもワインを飲まないんだから意味ないなと酒飲みの私は勝手な感想を抱いた。ブドウは主に干しブドウにするらしい。 道路から数百メートルほど離れたブドウ畑の中に、砦のようなものが見えた。石造り、円筒形、上が段々になっている、絵に描いたような中世の砦だ。しかも、その上に緑の旗が乾風にはためいている。「あれ、何?」私が聞くと、ヘワッドは「あー、ウォーロードさ」とあっさり答えた。ウォーロードとは、私的な武装勢力のボスのことである。規模は数十人単位から数千人までいろいろある。日本で言えば、平将門や楠木正成みたいな豪族や武田信玄や伊達政宗などの戦国大名も「ウォーロード」の一種だ。アフガニスタンには大小さまざまのウォーロード(新聞などでは「軍閥」と訳される)が割拠していると聞いていたが、あくまで首都から遠い地方の話だと思っていた。「ウォーロード? そんなものがカブールの近くにあるの?」「あるよ、たくさん。部下も武器もちゃんと持ってるよ」この街道沿いはカブールと同じくらい、治安がよく、テロも少ないということだったが、そんな政府のお膝元に、地元の豪族が砦に旗をなびかせている。「ここは日本でいえばまだ織田信長が京に上ったくらいの時代だな」と思った。 内容(「BOOK」データベースより) ベトナムでは、先輩作家・船戸与一の希少な手がかりをもとにジャングルにすむ謎の猿人「フイハイ」を追う。奄美では、いまなお信じられる妖怪「ケンモン」の驚くべき正体に迫る。アフガニスタンでは、タリバン(?)の根城を横目に通り過ぎ、米兵から銃を向けられてもひるまず、ひたすら凶獣「ペシャクパラング」探しに奔走。単なる無謀かじつは用意周到か、ユーモアとスリル満点の探索行。 著者について 高野 秀行(たかの ひでゆき)早稲田大学在学中は探検部所属。大学在学中に、探検部での冒険旅行をまとめた、『幻の怪獣・ムベンベを追え』でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語講師を経て、フリーライターに。だれもがやらないような、おもいつかないような刺激的な目的の旅を世界の辺境をまたにかけて続ける。自称、辺境作家。自身の作品も含めた「エンターテインメント的なノンフィクション」を、雑誌『本の雑誌』2007年8月号の誌上で「エンタメ・ノンフ」と命名。翌月号でさっそく特集が組まれるなど反響を呼んだ。2009年1月には、宮田珠己、内澤旬子と「エンタメノンフ文芸部」を結成。また、2008年度には、上智大学アジア文化研究所で特別講座「東南アジア文化論」を行った。画:内澤旬子 イラストルポライター。著書に『世界屠畜紀行』、『おやじがき―絶滅危惧種中年男性図鑑』など。写真:森清 講談社写真部社員。もと「フライデー」編集部員。『西南シルクロードは密林に消える』『怪獣記』などの取材に帯同する相棒的カメラマン。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 高野/秀行 1966年東京八王子生まれ。早稲田大学探検部当時執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。タイ国立チェンマイ大学講師を経て、辺境作家になる。2006年、『ワセダ三畳青春記』で第1回酒呑み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
カテゴリー: 本
アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタンを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
「アヘン王国潜入記」に続き、わたしにとっての高野作品二冊目です。「アヘン~」の方は内容に重量を感じたのですが、こちらはどんどん読み進められるうえに、現地の生活の描写などから副産物的に知識が増えたり、軽く読めるのに無駄じゃない、という一冊でした。とても楽しく読み切ったので、また別の作品に着手する予定です。
0コメント