韃靼漂流記 (東洋文庫)ダウンロード

韃靼漂流記 (東洋文庫)

園田 一亀 / 本

韃靼漂流記 (東洋文庫)ダウンロード - 園田 一亀による韃靼漂流記 (東洋文庫)は平凡社 (1991/9/1)によって公開されました。 これには324ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、2人の読者から4.7の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

韃靼漂流記 (東洋文庫) の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、韃靼漂流記 (東洋文庫)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル
韃靼漂流記 (東洋文庫)
作者
園田 一亀
ISBN-10
4582805396
発売日
1991/9/1
カテゴリー
ファイルサイズ
28.88 (現在のサーバー速度は19.02 Mbpsです
韃靼漂流記 (東洋文庫)ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 17世紀なかば越前の商民は、天候の異変に災いされて不幸にも中国の東北地方に漂着し悲劇がおこった。しかし幸い生命をとりとめた15名は、奉天(瀋陽)から北京に送られ、恰も疾風のごとく中国を席巻・支配しようとする清朝の開国期にたちあい希有・貴重な見聞録を残した。
カテゴリー:
韃靼漂流記 (東洋文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
17世紀の半ば、越前国新保村の竹内藤右衛門ら58名は、松前貿易のために三国浦を船出しますが、航海中暴風のため難破の憂き目に遭い、今の沿海州ポシエット湾の辺り、「韃靼」の地に漂着します。仲間の大半は現地民とのトラブルにより非業の最期を遂げますが、生き残った15名は瀋陽を経て北京に送られ、当局の保護の下、暫し北京滞在の日々を送ることとなります。時あたかも西暦1644年、中原では大明帝国が李自成によって倒され、その混乱に乗じて満清が入関を果たした正にその年に当たります。日本漂流民が北京で目にしたのは、摂政王ドルゴンによる執政の下、建国隆運の気に漲る「韃靼人」たちの溌溂たる活躍振りでした。数百年に一度ともいうべき激動を正に目の当たりにして、彼ら日本漂流民の胸中に去来したものは果たして何だったのでしょうか。本書は、彼ら漂流民が帰国を果たした際の幕府による取調べ調書(「韃靼漂流記」)の全文とともに、戦前に満鉄等で活躍した園田一亀博士による考証論文(「韃靼漂流記の研究」)等を収録しています。後者は、かの内藤湖南博士の研究を引き継ぐものであり、「漂流記」の史料的価値を実証的に検証しています。明治以前の日本人による漂流記録はそもそも稀だと思いますが、この運命的な年に運命的な場所へ赴いた記録が残っていたものです。「漂流記」の内容も然ることながら、歴史の不思議さなど、些か感じるところがありました。内容的には必ずしも一般向けというわけではありませんが、満清ファンの皆さんには是非一読をおススメしたいと思います。

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